分譲住宅営業 係長
2012年度入社
京葉事業部 / 京葉分譲G
#異業種からの転職の決め手は?
前職で扱っていたのは単価3000円ほどの観葉植物。同じ営業と言えど商材がまったく違いますし、建築や不動産の知識もほぼゼロでしたので、最初は苦労するだろうと覚悟していました。建築関係の仕事をしていた父からも、広島建設については太鼓判をもらったものの、「建築業界は大変だぞ」と心配されたのをよく覚えています。
それでもチャレンジしようと思えた決め手は2つあります。ひとつはお客様サイドで、広島建設の営業を体感したこと。面接で営業スタイルの違いなどを質問したところ、面接官の方に「一度、お客様としてショールームに足を運んでみてください」と言っていただき、実際に私服で訪ねてみたのです。当時の店長は、フラッと訪れた私を親切丁寧にもてなし、きめ細かく応対してくれました。その心地よさは想像以上で、「自分とはレベルが違う…!」と痛感。私も現状に満足せず、一段上の営業を目指したいと強く思わせてくれたのです。もうひとつの理由は30代に入り、子どもが生まれるなど人生の転機を迎えていたこと。「まったく違う世界に飛び込むチャンスはこれが最後かもしれない」と考え、広島建設での挑戦を決めたのです。
#広島建設で、営業として成長・変化したことは?
住宅に関する専門知識もそうですが、営業スタイルも大きく変わりましたね。入社当初は、お客様に「契約してください!」とお願いするプッシュ型のスタイルでした。しかし、1年2年と頑張っても結果が伴わない。あまりに思い悩み、妻にまで仕事の相談をしていたほどです。
しかし、その家族の会話が転機になりました。通勤通学の安全性はどうか、日常使いできるスーパーはどこで、野菜や魚が新鮮なのはどこか…。妻が話す主婦目線・母目線での気になるポイントを聞くうちに、ハッとしました。マイホームは人生に直結するお買い物であり、それは決して営業の“お願い”で決まるものじゃない。むしろ、お客様の何気ない希望や心配事にも伴走できるかどうかが大事なんだと、気づかされたのです。
それからは、お客様へのヒアリングと地域の情報収集を徹底するように。実際、「じゃがいもなら、あそこのスーパーの火曜午前中がオススメですよ」といったお話ができると、お客様の目の色が変わり、笑顔の会話もグッと増えます。受注件数も目に見えて変わり、「あなただからお願いしたい」とお客様に言っていただけたときは心底嬉しかった。変化のきっかけをくれた妻には本当に感謝しています。
#10年以上の長期キャリアを支えてきたものは?
「仲間の支えがなければ今の私はいない」と断言できます。というのも入社後2年3年と頑張っても結果がついてこなかった時期に一度、転職を考えたことがあるんです。当時は今と違い、店長や副店長の指導は非常に厳しかったですし、社内表彰を受ける優秀な社員と自分を比較しては悔しさが募る日々。いっそ環境を変えるべきか…と心が折れそうになっていました。
そんな私に手を差し伸べてくれたのが、同じ店舗の先輩や後輩たちです。「今はつらいかもしれないけど、お前は絶対成功する!」「サポートしますから一緒に頑張りましょう!」といった言葉は、今も忘れられません。また、当時の部長が、「今度、京葉分譲という新拠点をつくる。その立ち上げにはお前が不可欠なんだ」と直接声をかけてくれたことも力になりました。こうした素晴らしい人間関係や困っている人に手を差し伸べる文化は、広島建設の自慢したい点です。
それに前職時代は妻も週6勤務で家計を支えてくれていましたが、今は余裕ができてパートで働くように。妻はずっと私を応援してくれているので、彼女の暮らしが少しずつ充実して笑顔が増えることも、私の原動力になっていますね。
Message
困ったことがあれば、手を差し伸べてくれる。皆で助け合って前に進んでいける。広島建設には、そんな仲間が集まっています。それにさまざまなことに挑戦できる環境も、当社ならではの醍醐味。私自身も店長へのキャリアアップはもちろん、前職時代の経験を活かして新築住宅の外構や植栽の設計・プランニングへの貢献などにもいつかチャレンジしたいと思っています。これから入社する方も、自分なりの目標があればチャンスは十分。ぜひ一緒に頑張りましょう!