防音対策で一戸建てにおける騒音トラブル防止!
- 2020.10.92023.9.12
- 家づくりがwakaru
戸建ての住宅で、意外と気になるのが「音」です。 実は住宅のトラブルで一番多いのは「騒音」と言われています。 騒音トラブルを防止するためにも、防音対策が必要になります。 今回は手軽にできる防音対策から、注文住宅を購入する際やリフォーム時にできる防音対策をご紹介します。 この記事を参考に、騒音トラブルを避け、快適な暮らしを手に入れてくださいね。
自分でできる住宅の防音対策
①防音カーペット
自分でできる住宅の防音対策として、防音カーペットを敷くことが挙げられます。 防音カーペットは音を吸収する仕組みとなっているので、特にピアノがある住宅におすすめです。 防音カーペットは防音マットと一緒に敷くと、より効果的です。 住宅の防音対策として防音カーペットを購入する際は、デザインに着目しましょう。 防音カーペットはデザイン性に優れているものも販売されています。 ですので、インテリアにこだわりを持ちながらも防音カーペットを選ぶことができます。 デザインのほか遮音等級、サイズ、抗菌・消臭などの効果、などに着目して防音カーペットを選ぶことをおすすめします。 防音カーペットは戸建ての住宅だけでなく、集合住宅やマンションなどの賃貸でも手軽に導入することが可能です。
②防音カーテン
防音カーテンも、自宅で手軽にできる住宅の防音対策としておすすめです。 防音カーテンには外の騒音を遮る「遮音」タイプと、室内の音を吸収する「吸音」の2タイプがあります。 外の騒音を遮りたいのか、室内の音を響かせたくないのか、どちらかを選んで防音カーテンを選び、住宅の防音対策をしましょう。 住宅の防音対策として防音カーテンを購入する際は、横幅は窓より少し大きめのもので、縦は床までなるべくぴったりサイズを選ぶことをおすすめします。 横幅が狭いと防音カーテンの効果が薄れてしまい、縦が長すぎると掃除が大変です。 防音カーテンは、デザイン性はもちろんのこと、中には遮光・断熱効果を兼ね備えたものも販売されています。 目的に合ったものを選び、住宅の防音をしましょう。
③遮音テープ
自宅で手軽にできる住宅の防音対策としておすすめなのが、遮音テープです。 実は窓やドアは気づかない程度の隙間がある場合があります。 窓やドアに遮音テープを貼るだけで、室内からの音を遮音することができます。 遮音テープは、テープを張ってドアなどが閉まるか、貼る前に確認が必要ですが、とても手軽に住宅の防音対策ができる便利アイテムです。 貼り換える際は、市販のシール剥がしやお酢を使うときれいに剥がすことができます。 ですので、防音対策をしたい集合住宅の方やマンションなどの賃貸の住宅の方にもおすすめです。
④防音スリーブ
住宅の外からの音を防音するアイテムとしておすすめなのが、防音スリーブです。 防音スリーブとは、通気口などに設置するスポンジのようなものです。 これは室内の音を外に漏らさない効果もあります。 ただ換気が悪くなってしまう側面もありますので、窓を定期的に開ける必要があります。 防音スリーブは簡単に取り換えることも可能です。 賃貸でも騒音トラブルを簡単に防げるうえに退去時も後を残すことがあります。
注文住宅を購入する際やリフォーム時にできる防音対策
住宅の防音対策のポイントとして ・防音性 ・遮音性 ・吸音性 などがあげられます。 注文住宅を購入する際やリフォームをする際に以下のような防音対策を施しておくことをおすすめします。
①複層ガラスサッシ
複層ガラスサッシは住宅の防音対策になります。 複層ガラスサッシはガラスとガラスの間に吸湿材をいれ、さらにサッシを強化することにより部からの耳障りな音を軽減し、室内からは中の雑音を外に逃しにくくします。
②壁
壁に遮音材だけでなく制振材を入れると、住宅の防音対策ができます。 音は振動によって伝わります。つまり、遮音材だけでなく制振材を入れることで、より強度な住宅の防音対策になります。 また住宅の壁に関する防音対策として、二重壁という方法もあります。
③床・天井
天井と床で住宅の防音対策をすることができます。フローリングの下に遮音性の高いものを敷くことで、防音性を高めています。 壁と一緒天井と床の対策をすることでより強度な防音対策をすることができるのです。
④防音塗装
防音塗装も、住宅の防音対策としておすすめです。 防音塗装は、外壁や屋根に施します。 防音塗装は外からの音を吸音し、さらに振動を抑えることで騒音トラブルを防ぎます。 屋根に塗装すると雨音も抑えることができるので、さらに生活が快適になりますね。
まとめ
今回は手軽にできる防音対策と新築やリフォーム時にできる防音対策をご紹介しました。 防音対策はカーペットやカーテン、シートなど市販のもので手軽にすることができます。 しかしそれでは限度があるため、騒音トラブルを防ぐためには新居やリフォーム時に防音対策をすることをおすすめします。 壁だけでなく天井や床を同時に防音対策することで、遮音と振動を抑えます。 すると防音性を高めて、住宅の騒音トラブルを防ぎます。 みなさんも、防音対策をして騒音トラブルのない快適な暮らしを手に入れてくださいね。
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