【注文住宅】おすすめの設備全13選|設備を決めるポイント
- 2022.4.202023.12.26
- 家づくりがwakaru
注文住宅と他の住宅種別との大きな違いは、家づくりにおける自由度の高さです。注文住宅では自分や家族の希望する設備を取り入れて柔軟な家づくりを実現できます。各所にこだわりの設備を導入して理想の暮らしを手に入れましょう。
しかし、注文住宅に取り入れる設備の選択肢は無数に存在するため、初めての家づくりでは「どれを選択すれば良いか」と悩む人も多くいます。「注文住宅に取り入れて良かった」という声の多いおすすめ設備を把握し、失敗しない家づくりのヒントを得てください。
- 1.【壁・床・窓編】注文住宅のおすすめ設備3選
- 2.【玄関編】注文住宅のおすすめ設備3選
- 3.【キッチン編】注文住宅のおすすめ設備3選
- 4.【トイレ編】注文住宅のおすすめ設備2選
- 5.【省エネ設備編】注文住宅のおすすめ設備2選
- 6.注文住宅の設備を決めるポイントは?
- まとめ
1.【壁・床・窓編】注文住宅のおすすめ設備3選
壁・床・窓に関する設備を工夫すると、冬には暖かく、夏には涼しい環境を整備できます。注文住宅に以下の設備を取り入れて、季節を問わず、快適な暮らしを手に入れましょう。
1-1.調湿建材
調湿建材とは、表面に空いた小さな穴から呼吸し、湿度を調整してくれる設備です。以下は、注文住宅に調湿建材を取り入れるメリットを示します。
- ● 乾燥による肌荒れ、喉の痛みを防止できる
- ● 窓の結露を抑制できる
- ● カビやダニの発生を抑制できる
調湿建材の中には、脱臭効果や空気清浄効果を期待できる商品もあります。脱臭効果が期待できる調湿建材は、ペットのいる家庭にもおすすめです。
1-2.床暖房
床暖房とは、お湯や電気によって床を温める設備です。冷たい空気は部屋の下に溜まりやすい性質を持つため、寒い時期には足元のみ、ひどく冷えることがあります。床暖房を取り付けた注文住宅では足元の冷えを感じにくく、靴下無しで歩けるほど快適です。
さらに、床暖房はエアコンのように空気を乾燥させません。電気ヒーターのように高温になることもないため、高齢者や小さな子どものいる家庭でも安心です。
1-3.ペアガラス
ペアガラスとは、二枚のガラスの間に空間を設けて、断熱性を高めたタイプの窓ガラスです。ペアガラスを取り入れた窓では暖気が外に逃げにくく、光熱費を節約できます。
また、ペアガラスは、結露対策に役立つことも特徴です。ペアガラスを取り入れた窓は結露しにくく、拭き取る手間を省略できます。
2.【玄関編】注文住宅のおすすめ設備3選
家族全員が毎日通る玄関には、以下の設備を取り入れて快適かつ利便性の高い空間に仕上げましょう。
2-1.スマートロック
スマートロックとは、専用機器を使用し、玄関の鍵をスマホで開閉できるようにするシステムです。スマートロックを注文住宅に取り入れると金属の鍵を持ち歩くことなく、スムーズに外出できます。
鍵の掛け忘れが不安な人は、オートロック機能付きのスマートロックを取り付けましょう。オートロック機能付きのスマートロックを取り付けると自動で鍵が掛かるため、玄関からの空き巣被害を防止できます。
2-2.センサーライト
深夜に帰宅する家族のために照明を付けたまま就寝することは、不経済です。内玄関に人感センサー付き照明を取り入れると光熱費を節約しつつ、明るい空間で出迎えできます。
内玄関に設置する人感センサー付き照明の明るさは、500ルクス程度がおすすめです。500ルクス程度を選択すれば玄関の印象が明るくなり、お客さまに「すてきな空間」と感じさせることができるでしょう。
3.【キッチン編】注文住宅のおすすめ設備3選
便利な設備をキッチンに取り入れると、毎日の家事時間の短縮が可能です。以下では、家事時間の短縮に役立つ、おすすめ設備を紹介します。
3-1.ビルトイン食洗器
ビルトイン食洗器とは、食器の洗浄から乾燥までを自動化する設備です。以下は、ビルトイン食洗器を取り入れるメリットを示します。
- ● 手洗いよりもきれいに洗浄できる
- ● 高温で洗浄、乾燥するため、雑菌が繁殖しにくい
- ● 食器洗いによる手荒れを回避できる
ビルトイン食洗器は一般的に、据置型と比較して大容量です。そのため、家族が多い家庭ではとくに、便利さを感じるでしょう。
3-2.多機能水栓
注文住宅のキッチンに取り入れる水栓(蛇口)には、さまざまな種類があります。ライフスタイルに合う水栓を取り入れると、より魅力的なキッチンになるでしょう。
たとえば、ハンドシャワータイプの水栓は、大きな鍋に水を入れる際に便利です。浄水器付きの水栓を取り入れると、ウォーターサーバーを導入しなくても、安全で清潔な水を飲めます。
3-3.ディスポーザー
ディスポーザーとは、キッチンの排水溝に取り付けて、生ゴミを粉砕処理する設備です。粉砕処理された生ゴミは下水に流されることから、キッチンが臭いません。また、シンク内の生ゴミにたかる虫の発生も防止できて、衛生的です。
なお、自治体によっては、注文住宅へのディスポーザー取り付けを禁止します。ディスポーザーを取り入れる際には自治体に問い合わせて、可否を確認してください。
4.【トイレ編】注文住宅のおすすめ設備2選
トイレは、注文住宅を建てる上で欠かせない空間の1つと言えます。トイレに最新設備を取り入れるとより快適で、利便性の高い空間に仕上げることが可能です。
4-1.タンクレストイレ
タンクレストイレとは、その名の通り便器洗浄用のタンクをなくしたトイレです。タンクレストイレはすっきりとした形状で、掃除しやすい特徴を持ちます。
トイレをいつでも衛生的に維持するためには、汚れ防止機能付きのタンクレストイレを選択しましょう。使用中に音楽が流れるタンクレストイレを選択すると、プライベートな時間を快適に過ごせます。
4-2.手洗いカウンター
タンクレストイレには手洗い器がないため、手洗いカウンターが必要です。手洗いカウンターを取り入れると、タンクの上の手洗い器まで腕を伸ばす必要がありません。そのため、小さな子どもや高齢者のいる家庭におすすめの設備です。
手洗いカウンターを後付けしようとすると、設置スペースの問題から、選択できる商品が限定されます。注文住宅を建てる段階で手洗いカウンターを取り付ければ、好きなデザイン・仕様の商品を選ぶことが可能です。
5.【省エネ設備編】注文住宅のおすすめ設備2選
注文住宅に省エネ設備を取り入れると、地球に優しい暮らしを実現できます。注文住宅におすすめの省エネ設備は、以下2個です。
5-1.太陽光発電システム
太陽光発電システムとは、太陽光パネルを屋根に設置し、家庭内で使用する電気を作り出す設備です。作り出した電気の余剰分は電力会社が買い取ってくれるため、一定の売電収入も得られます。
太陽光発電システムを取り入れるための費用は数年程度の売電収入で回収できるとも言われるため、家計に大きく響きません。長期的に考えると光熱費の節約効果と売電収入により、得する可能性が高いと言えます。
5-2.蓄電池
蓄電池は、太陽光発電システムと共に取り入れることが多い設備です。太陽光発電システムで作り出した電気を蓄電池に貯めておくと、非常用の電源として活用できます。
日本国内に住んでいる限り、地震や台風などによる停電を完璧に回避することは不可能です。もしもの時のための備えとして太陽光発電システム・蓄電池を取り入れると、安心して生活できます。
6.注文住宅の設備を決めるポイントは?
注文住宅の設備を決める際には、住み始めた後の生活を具体的にイメージし、取捨選択することが大切です。関心を持った設備をすべて取り入れると、予算を大幅に超過するケースもあります。
注文住宅にあると便利な設備は、生活スタイルによってさまざまです。最新設備を取り入れたものの使用頻度が低いと、無駄な出費になってしまいます。無駄な出費を防ぐためには、以下の対策を取りましょう。
- ● ハウスメーカーの担当者に相談する
- ● 注文住宅を建てた人の成功談、失敗談を聞く
また、注文住宅の設備を決める際には、家族の意見を聞くことも大切です。家族の意見をふまえた上で本当に必要な設備を見極め、注文住宅に取り付けましょう。
まとめ
注文住宅を建てる際にさまざまな設備を取り入れると、より理想に近い暮らしが手に入ります。玄関・キッチン・トイレなどに必要な設備を取り入れて、こだわりの詰まった注文住宅を建てましょう。ただし、無計画にさまざまな設備を取り入れることは家づくりの失敗を引き起こす原因にあたるため、適切に取捨選択することが大切です。
広島建設では、お客さまの多様な希望に応えるため、多彩な標準設備やオプションをご用意しています。ニーズにあわせたプラン提案が可能ですので、自分自身や家族の思い描く理想の注文住宅を建てたい人は、ぜひ広島建設にご相談ください。
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