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政府地震調査委員会では、今後30年以内に大地震が発生する確率は南関東直下型地震が70%と公表しています。30年以内というのは、30年後というのではなく、明日起きても不思議ではないのです。突然起こる地震から家族を守るためには、住まいの耐震性を高め、地震に負けない(倒れない)強い家にすることが必要です。万一の際、丈夫な骨組みによって建物を強硬に支える耐震構造と制震ダンパーによる地震エネルギーの吸収・抑制機能をセナリオハウスでは標準採用※しています。
建物を支える基礎から土台や柱が抜けないように、柱と基礎を緊結するためのホールダウン金物を住宅の霊要な部分に設罷することで、地震の揺れによる建物の倒壊を防ぎます。建築基準法で定められた基準を満たすことはもちろん、厳しい自社基準の検査を合わせて実施します。
ベタ基礎は建物下の地盤全体に鉄筋を配筋しコンクリートを流し込む工法です。基礎底部がすき間なく連続した 1 枚の面状となっている構造により鉄筋コンクリート面全体で、建物の荷重をしつかりと地盤に伝えると共にバランス良く分散することで耐震性を高めます。
セナリオハウスではこの構造計算を全棟実施し、構造の安全性や耐力壁の配置、構造金物の配置、またそのバランス等を確認しています。
※ツーバイフォー工法は除く
地質の概略を判断するためスクリューのついた棒を地中に貫入させ、その抵抗により地盤の硬軟を測定するスウェーデン式サウンディング試験を採用。
地盤改良の結果、地盤が軟弱である場合には地盤改良工事を行います。地盤改良工事は「表層改良方式」「柱状改良方式」「鋼管抗方式」の3種類があります。その土地の軟弱地盤層の厚さ、層厚や建物荷重の均等・不均等などによって最適の工法を選定します。
※地盤対策の一例となります。
軟弱地層軟弱層が薄い場合に行います。軟弱層にセメントなどの固化材を混ぜ合わせ、締め固めて土地の強度や圧縮性を高めます。
軟弱層が2~8mの場合、良好な層まで柱状の改良抗を打設し、その上に通常の基礎を組みます。
表面に軟弱地盤があり、良好な層までの距離が大きい場合や、建物が切土と盛土にまたがる場合に、鋼管を打ち込み基礎を支える方式です。
掲載の商品・部材の色・柄などは、実際とは多少異なる場合があります。
※写真および内容の一部は、改良を目的として予告なく変更することがありますのでご了承ください。
※仕様や説明等は商品によって異なります。また表現としてイメージを含んでおります。
地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れを抑えることで、倒壊や 損傷から家を守る制震ダンパー。揺れ始めの微震動から大きな 揺れまで、本震に続く余震の揺れに幅広く対応します。住まいの耐震性を損なうことなく、くり返し来る地震に効果を発揮します。
耐震等級3相当の木造建築物に対して、熊本地方で大きな被害を出した熊本地震の前震級と本震級の地震波を入力。さらに震度7の本震級の地震波をくり返し入力しMIRAIE装着と非装着で、建物の上下階の揺れ幅(層間変位)を測定。この結果、地震の揺れ幅を最大95%低減できることが実証されました。
長期間に渡りメンテナンスは不要なので暮らしの負担にならない優れた経済性。お子さま、お孫様の代まで安心が続きます。
「高減衰ゴム」は、高層ビルや橋の制震ダンパーに使われています。使用範囲は-20℃から60℃まで適応し、季節や場所により気候の異なる野外でも多数使用される信頼性の高い素材です。