柏みどりこども園
【柏みどりこども園】改築工事 5,6月の様子
2022/7/12
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特建事業部のつぶやき
柏みどりこども園
2022/7/12
前回の更新から時間が空いてしまいましたが現場は着々と進んでいます。
5月に基礎が完成し、いよいよ躯体工事です。
「躯体」とは建物の骨組みのことで、建物にかかる重さや地震の揺れに耐える重要な部分になります。
人の命を預かる建物を建てる上で、とても重要度の高い工事です。
建物の種類で「木造」や「鉄骨造」、「鉄筋コンクリート造」という名前を聞いたことがあるかと思いますが、
これは、躯体を何でつくっているかを表しています。
今回は鉄筋コンクリートで造る壁・柱・梁・床と呼ばれる躯体をご紹介します。
壁や柱などは大きさから必要な鉄筋の本数や配置を計算で求め、それを現場で組み立てていきます。
この時に正しい鉄筋本数や配置を確認することが施工管理の大事な仕事です!
鉄筋が1本抜けているだけで大きな事故に繋がる可能性もあるため
組みあがった壁や柱は一度検査し、合格することで次のステップへと進みます。
そして、一部の柱は円柱状になるため、湾曲した型枠を使用します。
型枠を外すまでは上手くできているかわからないのでドキドキです!!
壁の鉄筋は格子状に組まれ、
壁と柱の作業が完了した次は、梁と上階の床を作っていきます。
床にも場所によって鉄筋の間隔や配置が指定されており、それ通りに組まれているかどうかチェックしていきます。
曲線を描く壁にも鉄筋はしっかり入っています。 左上に見える箱は電気のスイッチが入る場所です。
床の鉄筋と同時に次の階の柱や壁を少しだけ作っておくのですが、
床と一体になることでより地震に強くなります。
階段部分の鉄筋は職人さんの自信作です!!
このサイクルを1階ごと繰り返して鉄筋コンクリート造の建物は造られていきます。
この現場では7月下旬までこのサイクルを予定しています。
例年に比べ寒暖差が激しかった梅雨が過ぎ、本格的な暑さが始まろうとしています。
現場では熱中症対策をしながら作業を継続しています。
次回は出来上がった躯体をご紹介しますので、お楽しみに!