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特建事業部のつぶやき

柏みどりこども園

【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子

2022/2/14

【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子

 

今年の冬は、私的に記録的な寒さとなっておりますが、

柏みどりこども園の現場は着々と工事が続いています!

 

完成への道のりはまだまだですが、

ちょっとずつ工事が進んでいくのを見ると完成に近づいている事を実感しています。

 

さて、そんな今日は、冬の現場と地盤改良の様子をお届けします。

凍りつく早朝の現場

【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子
【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子

 

現場に到着してびっくり。長靴を洗う桶に氷が張っていました。

 

子供のころ、夜中のうちに水を張ったバケツを外に出しておいて

通学時に水が凍っているか見るのが楽しみだったなぁ・・・。

 

 

そして、現場の地面はまだ土なので寒い朝は霜が降りています。

霜柱をサクサク踏んでいると少し楽しい気分になるのは、今も昔も変わらず。

 

寒さはつらいですが、こうした楽しみを見つけられるのは現場ならではです。

地盤改良の様子です

【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子
こちらの地盤改良機をつかって地盤改良を進めます。本体は高さ9m、地面を掘る為のドリル軸は長さが15m以上にもなります。
5階建てのビルと同じくらいの高さになりますね!
近くにいると大きな音がしますが振動が少なく住宅現場でも選ばれている改良工法でもあります。

地盤改良工事をする目的は、「建物の底面と接する地面を固くする」ことです。

 

柔らかい地面だと建物の重みで建物が沈み込んでしまったり傾いてしまうなど、その上に建つ建物に大きく影響します。

柏みどりこども園の地盤改良では柱状改良という種類の改良工事をしており、

地面を垂直方向に掘りながらセメントペーストを土と混ぜ合わせて柱状の固い地面を何カ所もつくります。

改良した地面は建物の一部ではありませんが、

地震や地盤沈下に対し建物に大きな被害を及ぼさないために大切な要素となります。

【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子
【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子

 

上の写真、円形に色が変化しているところが改良して地盤を固くした部分です。

掘り進めながら材料を注入していくとセメントペーストや土が沢山溢れてきました。

いまはまだ液体ですがセメントと水が化学反応を起こすとコンクリートが固まり

建物を支持する深さ約10mの円柱状の基礎となるのです!

※地中に作る柱の本数は地盤の性質や建物によって変わります。

この現場では所定の位置に268本施工するので、工期は1か月~となります。

【柏みどりこども園】改築工事 2月の様子

溢れた土から出る白い煙は水蒸気です。
コンクリートやセメントペーストと水を混ぜ合わせると、化学反応により熱が生まれて蒸気が発生するのです。
寒い時期はこうして蒸気が上がるだけですが、夏の暑い時期は更に熱が発生するため、熱中症に気を付けながらコンクリート工事をする必要があります。

3月からは建物の基礎工事が始まります!

建物が立ち上がるのはもう少し先ですかね~。

 

職人さんの人数も増えるので、安全管理はもちろん感染症対策も気を付けながら現場の様子をお伝えします。

皆さんもお体に気を付けてお過ごしください。

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