【柏公設市場立体駐車場】鉄骨工事が完了しました！

久しぶりのブログ更新は、

今年最後のブログ更新となりました。

前回の更新からなにをしていたかといいますと、

ただひたすらに鉄骨工事の工程を進めていました。

そしてついに鉄骨工事も完了となり、建物の骨組みが完成です！

鉄骨工事が完了してからは息つく間もなく、

床のコンクリート打設にはいります。

フロアの床面積が広いので、

ワンフロアごとに2日かけてコンクリートを打設していきます。

コンクリートを平らにならすのは、

学生の頃に野球部がグラウンドを整備するのに使っていた”とんぼ”と呼ばれる道具です。

ちなみにスロープ部分は「真空コンクリート」と呼ばれる特殊な技術を用いて打設しています。

急な坂道や商業施設の立体駐車場のスロープにもある、滑り止めの役割を担うドーナツ状の凹みをつけるためです。

円形模様を作るために等間隔でリングを埋め込んだのちに、

表面に特殊なシートをかぶせて中の余分な空気と水を吸いだしていきます。

これにより、摩耗しにくくなったり、ひび割れに強いコンクリートを打設することができるのです。

1階の土間コンクリートは、カラクリートと呼ばれるコンクリートに色を付ける仕様となっています。

コンクリート打設後に色を付けるための粉を撒いてから、コンクリートを押さえます。

コンクリート押さえには、人が乗るような特殊な機械も登場します。

大型建築の現場は特殊車両&機械が多いので、

はたらく車がお好きな方は見ていて飽きないかと思います。

当現場ではグレーのカラクリートなのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、

土間屋さんがきれいに押さえてくれています！